美肌美人に

関節の動きはヒアルロン酸がカギ

保湿力

目や肌とならんで、ヒアルロン酸をたくさん含んでいるのが関節内にある軟骨です。
この軟骨があるからこそ、人は固い骨と骨でつながっている部分を自由に動かすことでできています。
昔のロボットの動きを不自然に感じるのは、この軟骨部分によるところが大きいと言われているぐらい、人間の動きは軟骨に支えられています。
特にひざなどの関節は、体勢によっては全体重がかかるような部分であるにも関わらず、骨への衝撃を常に吸収しています。
この軟骨にとって欠かせないのがヒアルロン酸です。
ヒアルロン酸が軟骨にたくさん含まれているからこそ、衝撃にも耐えられるクッション性能を有しているのです。
もしこのヒアルロン酸が軟骨になければ、骨と骨はあっというまにお互いを傷つけあってしまいます。
固い骨と骨をつないでいる軟骨は、ヒアルロン酸の保水力とクッション性なしにはその機能を発揮できないのです。

加齢や過度な負担によって生じる関節の痛みを関節痛と呼びます。
関節痛は、ヒアルロン酸などの成分が減ってしまうことで、骨と骨がぶつかり痛みます。

そもそも関節のなかでヒアルロン酸は、滑りやすくする油のような役割を果たしています。
軟骨を滑らかにすることで摩擦が減り、軟骨部分が削られるのを最小限に食い止めてくれるのです。

しかし、このヒアルロン酸が少くなってしまうと、軟骨はどんどん滑らかではなくなり、摩擦力が大きくなっていきます。
その結果、軟骨がどんどん削れてしまい、最後には神経を刺激するようになり、関節痛を引き起こしてしまうのです。
そして、この軟骨を治癒するために必要な成分もヒアルロン酸なのです。
つまりヒアルロン酸が少なくなると、関節は痛みやすくなるうえに治りにくくなります。そのため、ヒアルロン酸と関節痛は非常に関連性が高いのです。

関節痛の治療方法はいくつかありますが、そのなかでも即効性が高く効果もある程度期待できるのが、ヒアルロン酸注射です。
軟骨がすり減った部分にヒアルロン酸を注入することで、関節の動きを滑らかにできます。余計な摩擦が減るので、痛みはかなり抑えられます。また滑らかになるので、身体の動きも自然に良くなります。
ただし、ヒアルロン酸注射は、「注射した部分」に効果を発揮します。注射をしていないところには効果を発揮しないのです。
そのため、局所的な関節痛には非常に効果的ですが、全体的な痛みを鎮めるには全ての局所に注射をしなければならないというデメリットもあります。
最近では、ヒアルロン酸のサプリメントなども増えているので、注射だけでなく様々な方法でヒアルロン酸を補っておくべきでしょう。